✨ AIのひとくち訪問評
西湖站(Xihu)近くの高級鍋なら、Extension 1 by 橘色は橘色涮涮屋が2017年に展開した一人鍋のスタイル。食材とテーブルサービスを大切にする路線を受け継ぎ、一人ひとりの食べ進め方をさらに細かく見てくれる。日本産A5和牛、海鮮、すき焼き、締めの雑炊まで流れが整っている。ただ食材をスープに放り込むのではなく、座って、スタッフが火入れと順序を整える様子を楽しむ店だ。


● 日本産A5和牛
日本産A5和牛は細かなサシが入り、短時間でほどよく火を通すと柔らかく、脂の香りがすっとほどける。鍋の中で耐久訓練をする肉ではない。煮すぎれば上質な食材が高価な後悔に変わるだけ。秒数はスタッフに任せ、静かに食べてじっくり感じればいい。

● ボストンロブスター
甘みのある肉だけでなく、テーブルでの処理も体験の一部。調理後にスタッフが食べやすく整えて戻してくれるので、自分で殻を割って卓上を散らかさず、厚みのある身をそのまま楽しめる。味はもちろん、自分で戦場を片付けなくていい気楽さにも、点をあげたくなる。
● ミルク貝
身は厚く柔らかで、煮ても水分と磯の風味が残る。海鮮皿の中の、控えめなうれしい発見だ。ロブスターのように登場だけで視線を集めないが、澄んだ甘みが和牛やすき焼きの濃厚さを和らげる。貝は火入れに敏感なので、引き上げるタイミングはスタッフの助言に従うのが確実だ。
● 豚トロのすき焼き
豚トロのすき焼きは、まず玉ねぎの香りで食卓の注意を引く。豚肉の弾力ある歯ごたえに甘辛い味が重なり、厚みが増す。トリュフソースでもう一段香りを足すため、さっぱり派の料理ではない。先の海鮮と交互に食べるのに向いている。

● すき焼きの割り下
甘み、塩気、玉ねぎの香りを集めた割り下は肉によく合うが、後半には味が徐々に濃くなる。スタッフが状態に応じて調整してくれるほか、野菜や軽めの品で味を変えることもできる。肉ばかり追いかけていると、舌まで残業になる。
● 締めの雑炊
締めの雑炊は、それまでの食材がスープに残したうまみを集め、スタッフがとろみと塩加減を整える。汁をたっぷり吸った米は温かくなめらかで、満腹でもつい何さじか余分にすくってしまう。意志が弱いのではない。一食のエッセンスが最後の鍋に集まっているのだ。

まず予算に合わせて肉と海鮮を選び、調理の順番はスタッフに任せる。すき焼きは後半にして、最後の雑炊のためのお腹は必ず残したい。誕生日や特別な希望があれば、予約時に対応できるか聞いておこう。現地で突然お願いするより、落ち着いて過ごせる。
- 場所:台北市內湖區瑞光路631號1樓。MRTの西湖站(Xihu)2番出口から徒歩約5〜6分。
- ジャンル:高級一人しゃぶしゃぶとすき焼き。
- 特徴:2017年に橘色涮涮屋から展開。食材の火入れ、一人用の鍋、一貫したテーブルサービスを重視。
- こんなときに:デート、誕生日、ビジネスの会食、調理の流れをプロのサービスに任せたいとき。
📌 編集部のまとめ
Extension 1 by 橘色は、高級鍋を食材とサービスの両方で整える。A5和牛は火入れに気を配り、ロブスターとミルク貝はテーブルで処理。豚トロはすき焼きで香りを高め、最後の雑炊に一食のうまみを集める。鍋を食べられる場所は多い。けれど座って世話を受け、最後の一杯まで見てもらえることに、この店ならではの違いがある。