✨ AI食べ歩きショートレビュー
新疆烤饢は板橋の重慶黄昏市場のいちばん奥にあります。新疆から台湾へ嫁いだ店主が、故郷の焼きパン作りを仕事にしました。ナンも具入りパンもすべて手作りし、炭火でその場で焼くことで、小麦、ゴマ、炉の香りを一気に立たせます。塩味と甘味のナンのほか、大根千切り入りのパンとネギ香る三角パンもあります。いちばんおいしいのは焼きたて。遅く着くと、残っているのは香りと後悔だけかもしれません。
この屋台には、移住と起業のはっきりした物語があります。新疆から台湾へ嫁いだ店主が、慣れ親しんだナンや粉ものを板橋の市場へ持ち込みました。生地をこね、形を整え、炉の壁に貼って焼くまで、すべて手作業。炭火が表面にもう一段の香ばしさを加えます。大量に作り置きする菓子ではないため、現場での調理には時間がかかり、早めに売り切れることもあります。

● 新疆ナン(塩味)
新疆ナン(塩味)は小麦とゴマの香りに、ほのかな塩味を重ねた一品。弾力がありながら食べ応えもあり、噛むほどに炭火と穀物の風味が伝わります。焼きたては表面がさっくりして中には弾力が残り、冷めると乾いて硬めになります。その日のうちに食べきれないときは、焼き直すか軽く温めると、よりよい食感に戻ります。

● 新疆ナン(甘味)
新疆ナン(甘味)は表面に麦芽糖の甘い香りを加えながら、甘さを濃くしすぎず、生地と炭火の存在感を残しています。熱いうちは外がさっくり、中はもっちり。冷めると甘味が凝縮し、生地の噛み応えも増すので、小さく切ってお茶と一緒に分けるのにも向きます。
● 大根千切り入りパン
大根千切り入りパンの餡には自然な甘味があり、表面のゴマが香りを添えます。全体は濃い味のパイ風パンより穏やか。大根の水分が皮とのバランスを取り、一つで食べてもすぐ重くなりにくいので、厚くどっしりしたナンばかりでは飽きそうなときの食感の変化になります。
● ネギ香る三角パン
ネギ香る三角パンは、ネギと小麦の香りを一緒に味わえる一品。外側は炉の火で香ばしく、中はやわらかくもっちりしており、素朴なナンより塩気にも食感にも少し変化があります。焼きたてを最初に食べるのが理想で、持ち帰った場合はパンの状態に合わせて焼き直してください。
初めてなら新疆ナン(塩味)と新疆ナン(甘味)を一つずつ食べ比べ、さらに大根千切り入りパンかネギ香る三角パンを加えて食感を変えるのがおすすめです。熱々を食べたいなら焼き上がり時間を狙い、先に連絡して確認するのも手。わざわざ市場へ来て、炭火の香りだけ嗅いで帰る事態を避けられます。
- 場所:新北市板橋區仁愛路62巷15弄2號、重慶黄昏市場のいちばん奥、重慶国中停留所の近く。
- 交通:亞東醫院駅(Far Eastern Hospital Station)からはまだ距離があり、YouBikeへ乗り換えるかバスで向かえます。
- 背景:新疆出身の店主が台湾へ嫁いだ後、故郷の粉もので店を始め、すべて手作りして炭火で焼きたてを提供しています。
- こんな人に:小麦の香りと噛み応えが好きな人、市場のおやつを買いたい人、焼き上がりを待てる人。
📌 編集部のまとめ
新疆烤饢で記憶に残るのは、厚くて噛むほど香るパンだけではありません。新疆の故郷の味を板橋へ運び、店を始めた店主の物語もあります。手作りと炭火焼きだからこそ、焼き上がる時間まで味の一部。新疆ナン(塩味)、新疆ナン(甘味)、大根千切り入りパン、ネギ香る三角パンには、それぞれ違う個性があります。早めに訪れ、熱いうちに食べましょう。冷めたものを買って乾いているとこぼすより、ずっとフェアです。