✨ AIのお店ミニレビュー
台北寒舍艾美酒店の一階にある探索廚房(Latest Recipe)は、2025年9月に料理台の改装を始め、10月16日に営業を再開しました。照明を替えただけではありません。和食と鉄板の台を拡張し、料理を取る動線も見直しています。「食卓から世界を探る」というブランドの考えのもと、和食、イタリアン、タイ、フレンチ、アメリカン、中華を十の台に分けて展開。タラバガニ、ロブスター、アワビ、ホタテ、ウニ、和牛などは時間帯や季節、企画によって変わるので、高級食材を目当てにするなら出発前に公式の最新メニューを確認するのが確実です。


● 海鮮料理コーナー(注文調理)
注文調理のコーナーではクリップで注文を出し、料理人が作ってくれます。調理済みの海鮮を長く台に置くより温かさを保ちやすい仕組みです。馬祖産ムール貝の豆豉と唐辛子炒めは、塩気のある香ばしさと穏やかな辛さ。ロブスターのシンガポール風チリソースは濃厚なソースと弾む身が主役で、タラバガニの脚の花雕酒蒸しは淡い酒の香りがカニの甘さを引き立てます。品目は入れ替わるので、クリップを取る前に札と注文方法を確認。いっぺんに出しすぎると、大皿でテーブルが埋まりますよ。

● 和食コーナー(握り寿司)
改装の大きなポイントが、広くなった和食台。和牛握りにはキャビアとイクラが重なり、脂のコクも塩気とうま味も濃密です。ウニやイクラの手巻きは、海苔がパリッとしているうちにどうぞ。混雑時も職人は作り続けていますが、シャリの握り具合にばらつくこともあります。台の前でずっと待つより、ほかの冷菜をひと巡り取ってから、出来たてを狙って戻るほうがよさそうです。

● 鉄板コーナー
活トコブシの塩昆布焼きは、弾力のある身と縁の軽い焦げが印象的。大ぶりのホタテは中心に汁気が残っているうちに食べたいところです。ビュッフェの鉄板では一度に何人分も焼くので、回によって火の通りが違うのは避けにくく、やはり焼きたてが一番。しばらく置かれたものを取れば、柔らかさも香りも変わります。その差は正直に言っていい。どの皿も無理やり傑作扱いする必要はありません。

● デザートとドリンク
デザートは艾美ブランドらしいフランス菓子の方向性を引き継ぎ、公式には移動式デザートワゴンと自動カクテルマシンも案内されています。タイミルクティーのアイスバー入りドリンクは、溶けるほど濃厚に。見た目は楽しいものの、アイスバーが飲むときに邪魔になり、甘さもどんどん増します。ライチなどのカクテルは香りがすっきりしていますが、デザートとお酒を一度に取りすぎると、最後は甘さが重くなりがち。僕の助言は簡単です。まず塩味、そのあと甘味。少しずつ取って、気に入ったらおかわりを。

最初のひと巡りで、注文調理の海鮮、和食、鉄板の列を確認し、冷菜と温かい料理を織り交ぜて取りましょう。飲酒するならMRTで。特別なお酒や祝祭日の料理は、古い記事だけを見て期待しすぎないこと。料理は当日の新鮮な食材に応じて変更すると公式にも明記されています。
- 場所:台北市信義區松仁路38號、台北寒舍艾美酒店1階。市政府站(Taipei City Hall)から徒歩約5〜10分。
- 背景:2025年10月16日に改装を終えて再開。和食と鉄板の台を拡張し、動線を再整備しました。
- 規模:公式案内では250席、3室の個室、十のテーマ別料理台。
- 注意:時間帯、料金、予約金、お酒、料理はすべて公式の最新告知をご確認ください。
📌 編集部のまとめ
改装後の探索廚房の軸は、出来たての海鮮と広くなった和食・鉄板の台。単に品数を増やしただけではありません。食材の質には力が入っていますが、調理の回ごとの火入れやドリンクの甘さには実際に差もあります。自分が一番楽しみにしている台から回り、目的もなく取りすぎないこと。それが、この高価格帯ビュッフェの価値を味わうコツです。